広島県福山市三之丸町・丸之内町

福山城外掘跡

福山城の広さを浮き彫りにする外掘跡

西国鎮衛のために築かれた福山城。十万石の城とは思えないほど豪壮な造りであったと言う。その威容を想像しがたいのは、偏に「堀」がないせいではなかろうか。 城と言えば天守閣、そして高くそびえる石垣をイメージしがちだが、本来、城とは外掘に囲まれた範囲を言う。水をたたえた堀が巡らされた城は、ひと目で広大さを実感できるが、福山城の場合は街に埋れてしまっている。「三之丸町」も「丸之内町」もかつての城内であり、そこには外掘が巡らされていた。
今も点在する堀の痕跡を辿ることで、福山城の広さをイメージすることができるかもしれない。いつかVRで福山城散歩ができる日が来るまで、自分の足と脳内で、福山城を実感してみたい。

「水野勝成城下ゆかりの地散策マップ」20の「東外掘跡の石垣」。

「水野勝成城下ゆかりの地散策マップ」16の「西御門櫓台跡」。

「水野勝成城下ゆかりの地散策マップ」。青色のコースが「外堀コース」。マップは福山市役所文化振興課で配布中。登録してデジタルスタンプラリーもできる。

今治城(三万石)。福山城より小さくても堀が残っているため、広大さが視覚化されている。