• 福山ぶらり歴史紀行

蛇円山 高龗神社(たかおう神社)

広島県福山市駅家町

神の気配を感じる山で初日の出を迎える。

雨の神様として、古来信奉されてきたタカオカミ神社。
蛇円山に座す神様(高龗神社)はひときわ霊験あらたかな様だ。
備後の最初の守護としてこの地を治めた梶原景時(原城主)も福山藩の初代・水野勝成(福山城主)も雨乞いの頼りにした神様である。
近年まで悩まされてきた日照りの苦労も今や昔の物語となってしまった感があるが、龍神様への畏敬は今も深い。参道を踏みしめる一歩ごとに感じる厳かな神の気。今年もまた初日の出を拝む人々のシルエットが神の山に寄り添うのだろう。

800年程前の文治年中(1185~90)原城城主、梶原景時が霊跡の所在を知り、廟を建て八大龍王の宮と称し祀ったと伝わる。水野勝成も雨乞いの神事をこの地で行った。

800年前に社殿が建つ前から、本殿背後にある石造の祠。貞観2年(860年)よりあったと言われる。現在は本殿裏にひっそりと在るが、山上の雨の神様の風情はこちらの方が似合っている。

神社下のお茶屋場(現在はキャンプ場&駐車場の広場)からの眺望。眼下には服部川流域の風景が広がり、東方向に日の出が拝めるため、初日の出スポットとして知られている。

広場にぽつんと社殿があるように見えるが、かつては本殿手前に4.5坪の拝殿があった。近年、台風のため倒壊しそのままになっている。

広場から頂上の本殿まで参道が続く。

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