始めよう!人気のルアーフィッシング

村上  豊のやさしいルアー専科

 猛暑の後は豪雨!広島県でも大きな被害が出た。この夏は猛暑に豪雨、そしてコロナ禍と、何も良いことがなかったが、季節は早いものでもう9月。見わたせば、あちらこちらに小さな秋を見つけることができるようになってきた。さて今の釣りはルアーブーム。ルアーを知りたいとのご意見も頂く。これを機に毎月1日号は、ルアーの専門家である村上豊さんに登場を願い、ルアーのイロハから教えてもらうことになった。非常に参考になるベテランの記事だ。

 村上豊です。尾道の向島で瀬戸内の四季の魚、時には渓流や湖でもさまざまな魚を年中追いかけながら、ハンドメードルアーを作っています。
ルアーとは「擬似餌」のことで、字の通り餌に似ており、淡水や海でさまざまな魚を狙える釣り道具です。魚や虫、甲殻類に似せて作られており、見た目だけでなく水圧を受けると、あたかも本物のように動いて魚を誘うので、いかに餌のように見せるかが楽しいところです。
また釣れる場所や状況に合わせて多様な種類があり、選ぶ楽しみがある半面、初心者はどれを選べばよいか悩むところです。そこでルアー作りをしている者としての観点から、釣りたい魚に適した道具を選び、使い方などのイロハを説明していきます。
まずルアーには大きく分けて、ハードルアーとソフトルアーがあります。ハードルアーは金属・木・プラスチックなど硬い素材で出来ていて、種類が多いです。一例を挙げると「メタルジグ」は鉛製の重たいルアーで、ハマチや回遊魚が、「ミノー」は木やプラスチック製の小魚を模したルアーで、スズキやブラックバスなどが釣れます。

 ソフトルアーは軟らかい樹脂やゴム素材などで出来たルアーで、代表的な物に「ワーム」があります。ミミズやザリガニ、ゴカイやエビを模したものなどがあり、ブラックバスをはじめ、海ではメバルやアジ、キスとさまざまな魚が釣れます。またワームは餌のように針に刺して使うのも特徴です。

大ざっぱにルアーの説明をしましたが、今のルアーフィッシングは魚種や四季によって専用のルアーがあり、釣れる魚を知って、ターゲットを決めておく必要があります。(文/村上豊)

つり仲間/浅野敏夫