爽やかな風と青い空は秋への駆け足!村上豊の優しいルアー専科 その2

季節は10月秋本番!予想外のコースを走った台風が通過してからは、秋も駆け足でやってきた。笠岡からはイイダコ好調!の便りも聞かれ、海も秋のシーズンへと突入した。今月の「村上豊・ルアー専科だ」

 今回はスプーンを紹介しようと思います。ルアーを語る上で避けては通れないスプーン…諸説ありますが実はルアーの起源と言われていす。 

 有名な話では、1800年代アメリカの湖でうっかり食器のスプーンを落としてしまった釣り人が、ヒラヒラと落ちていくスプーンに魚が食いついたのを見て、家に帰りスプーンの柄を切りフックをロウ付けし、それを使うと面白いように魚が釣れました。

 その評判は広まり人気のルアーとなりその後、釣り人は特許を取得して本格的に製作と販売を始めました。

 偶然から生まれたスプーンはルアーフィッシングの起源だけあって海水・淡水と場所を選ばすにさまざまな魚に効果があり、そのシンプルな形状ゆえに、初心者でも比較的釣れやすいルアーです。

 使い方も投げて魚が居そうな深さまで落として、ゆっくり巻くを繰り返すだけです。巻くスピードは竿先にブルブルと小気味良い振動が伝わってくるくらいで、使うと小魚のように泳ぎます。あまり早く巻くとクルクル回り、きれいに動かなくなるので注意しましょう。スピードはスプーンが教えてくれます。

 次にスプーンの選び方は重さを使い分ける事が大切なのです。狙う魚種や場所に合わせてチョイスする必要があります。

 基本的にスプーンは重くなるほどよく飛び、深いポイントを狙いやすくなります。備後エリアで初心者の方が使うなら池では3gから15gぐらい、海なら30gまでを基準に投げやすい重さを考えて選ぶと良いです。またスプーンで狙う代表的な魚「マス」を手軽に狙える管理釣り場が県北にあるのでスプーンの醍醐味を味わうにはお勧めです。

 また海釣りをされる方ならしまなみ海道などで密かなブームになっているスプーンを使って狙うマダイも楽しいので挑戦してみてはいかがでしょうか。