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沖釣り情報・やって来た瀬戸内の春!依然好調!竹原沖のメバル、北木島は良型タイ!

釣りつれ情報/沖釣り

 広島県では平年よりも一六日、昨年より一一日、観測史上最速で桜の開花宣言が出で、季節は一気に春へと向かい、見渡せば全てが春の色に染まってきた。一雨ごとに暖かさが増すのは瀬戸内も同じこと、春告魚を代表するメバルたちもここにきて一気に上昇!そしてマダイたちも少し早いスタートを切ったよう、沖釣り情報だ。

芸予諸島~呉沖

 福山市内海町横島沖の当木島周辺でタイがまずまずの食い、40cm級が2~3匹の釣果となっている。当木島の北から北東沖を狙ったもので、今後釣況はさらに上向くものと思われる。

 芸予諸島のしまなみ海道の各島々ではタイの食いが続いているが、食いにムラが大きく30~40cmが0~5枚の釣果。たまに50cm級が見られるよう。

 竹原市沖・大崎島周辺ではメバルの好調が続いている。特に大崎上島周辺が良く、15~27cmが35~45匹もの釣果が出ている。サビキ仕掛けで狙っており、今の食いはサビキが一番いいよう、またメバルだけでなくカサゴが上昇中だ。15~23㌢が5~20匹の釣果、釣果にムラがあるようだが、メバル狙いでのカサゴであり、カサゴを専門に狙えばさらに釣果は出そうだ。

笠岡沖一帯

 笠岡沖・北木島ではタイが好調な食い!金風呂水道を中心に30~40cmが20枚もの釣果、今シーズンは南側の丸岩沖などの食いもいいようだ。白石島周辺ではカサゴの調子が安定してきたよう。20cmと良型が20匹の釣果、沖の白石灯台周辺の食いが出ており、20cm以上のサイズが期待できる。

 問島でもメバルが釣れ始めているが、20cm以上の良型は出るものの数がそろわず5匹程度、やはり今からのポイントだろう。

 笠岡から少し東へ走った塩飽諸島では、メバルやカサゴが本格化している。特にカサゴの食いが良く、18~25cmの良型が期待でき10~20匹、それにメバルも加わる釣果となっている。

 最後に庄内半島三崎沖のタイが日増しに良くなってきた。40㌢が2ケタ出る日も多くなり、間もなく乗っ込みシーズンに突入しそうな気配、例年50~60cmの良型が期待でき、70㌢を超える大ダイが出るのも、この4月からのハラミのタイである。大ダイの魚拓はほとんどこの春の釣行からである。

つり仲間/浅野敏夫

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