実釣・松山沖のハゲ釣り

デカいぞッ!松山沖(愛媛県)のウマズラハゲ!

「取るか盗られるか!」エサ盗り名人に静かなブーム

 暦の立春が過ぎ、少しずつ春へと進み始めたものの、寒暖の差は激しく、一日で気温が10度以上の変化を見せる。大雪の便りを聞いた後での春の陽気の便りにいささか戸惑いも…そんな中実釣は今静かなブームとなっているハゲを狙って釣行に出た。今回はクロハギではなく、ウマズラハゲである。

 釣り場は愛媛県の松山沖、実は今回の実釣は前週に続いて二回目である。一回目は27~35cmの順調な食いに恵まれ、40枚の釣果も出たことで、誰からともなく「面白い、来週も行こうや」の声が上がり、連チャンでの実釣となったのだ。

 午前7時30分、スタート、20~15号のオモリのサビキ仕掛け、エサにはガラエビとオキアミのボイルを用意した。仕掛けを入れるとすぐに当たりが!誰と言うことなく穂先が震えている。27~34cmのウマズラが次々と上がってきた。「今日は入れ食いよ」とご機嫌、ところが2~3匹釣るとハゲもすれてくるのか、鈎に乗らなくなってしまう。場所の移動をする。そしてまた2~3匹釣ると…だ。魚も慣れてくるとエサを入れて2~3秒もすると、すぐにエサが無くなってしまう。「こりゃ取るか盗られるかの勝負じゃ」と言いながら、真剣に穂先に集中する。

 藤井さんに強い当たりと引きが出た。「こりゃええ引きや、大きいで」と懸命にハンドルを巻く、そして上がってきたのは40cmに近い大型のウマズラ、慎重に取り込んで検寸すると、40cmは切ったものの39cmの大型であった。「デカいな!」

 その後も食いは続くが午後からはポロポロ状態に…型も30㌢前後と、少し小さくなってきたようだ。午後2時に予定通り納竿、誰のクーラーもいっぱい、41匹釣ってクーラーのフタが閉まらない者もいた。

「やはり面白いな、二週続けたが飽きないな」と同行者、すっかり「取るか盗られるか」に魅せられてしまったようだ。

つり仲間/浅野敏夫