• イク男さん奮闘記

これでいいのだ イク男さん奮闘記vol.54

これでいいのだ イク男さん奮闘記

愛する子どもと愛するママのために育児を積極的に行う男。それがイク男!
仕事と家庭を両立できるナイスガイ!忙しさで時間をつくれないという弱気なパパ達に子育ての楽しみ方をお見せします。

3時間おきのミルクのため睡眠不足に…
妻との時間も大切にして、家族の絆が深まりました。

Q 育児休業中、大変だったことは?

次男に3時間おきにミルクをあげるため、まとまった睡眠時間が取れなかったことがしんどかったです。夜中に吐き戻してしまうことも多く、着替えや洗濯をするのが大変でした。妻とバトンタッチしながら、昼間に仮眠を取って乗り越えました。改めて妻のすごさを実感し、自分にできることは小さなことでもやろうと思うようになりました。

Q 育児休業を取得して良かったことは?

ママっ子の長男は妻以外が抱っこすると泣いていましたが、次男は私が抱っこすると笑ってくれるので、うれしいですね。育休中は長男と公園に遊びに行くなど一緒に過ごす時間も増えて、距離が縮まったように感じます。親子3人で協力して、次男のお世話という一つのことに取り組めたので、家族の絆も深まりました。

『育休についてのおさらい』

以前紹介したイク男さんは生後1週間から3週間育休を取得され、その後に産後パパ育休で再び育休を取得される予定とのことでした。

「産後パパ育休」とは、育児・介護休業法の改正により、2022年10月から開始されている新制度です。子どもの出生後8週間以内に4週間までの育休を2回まで分割して取得でき、申し出期間は2週間前までとなっています。
柔軟で取得しやすい育休として設けられており、通常の育休と組み合わせると1歳までに最大4回まで分割して育休を取得可能です。

また、育休中は、会社の制度にもよりますが、無給の場合では雇用保険から育児休業給付金が支給されます。金額は育休開始から180日までは給料の約67%、その後1歳になるまでは(最長は2歳になるまで)、約50%が支給されます。
加えて、育休中は社会保険料や所得税も免除になります。それらは給料の約14%と言われており、合わせると、育休開始から180日までは給料の約81%、その後1歳になるまでは約64%まで経済的な支援があるということになります。
政府は、産後パパ育休中の給付率を約80%に引き上げる方針を示しており、今後の動向に注目です。

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