• イク男さん奮闘記

これでいいのだ イク男さん奮闘記vol.49

これでいいのだ イク男さん奮闘記

愛する子どもと愛するママのために育児を積極的に行う男。それがイク男!
仕事と家庭を両立できるナイスガイ!忙しさで時間をつくれないという弱気なパパ達に子育ての楽しみ方をお見せします。

3人目で初の育休取得は再発見がいっぱい!
子ども達への愛情がさらに深まりました。

Q 育児休業中、大変だったことは?

実家共働きの両親と同居なので、6人分の食事のメニューを毎日考えるのは大変でした。できるだけ総菜やレトルトなどに頼ることなく、男の料理ではありましたが、毎食手作りを心がけていました。三世帯となると年齢も好みも違うので、毎食栄養バランスや似たような献立にならないように気を付けていました。

Q 育児休業を取得して良かったことは?

育休を取るまではゆっくり家にいる時間が少なかったので、家族との時間が取れたのが良かったです。子どもの宿題を見たり、送迎する間に話を聞くうちに、どんなお友だちとどんな風に遊んでいるのかなどを知ることもできました。子どもの状況が理解できると、コミュニケーションがスムーズに取れるようになりました。

『霊長類最強の子育て』

霊長類最強といえば、学名ゴリラゴリラゴリラのニシローランドゴリラが有名ですね。今回は握力500kg、体重200kgのゴリラから育児を学んでみましょう。
ゴリラの母親は、赤ちゃんが生まれてから1年は絶対に離しません。赤ちゃんも半年くらいはお腹にしがみついて生活し、2歳くらいで駆け回るようになり、徐々に食事の幅を広げていきますが、3歳くらいまで母親にべったりで大きくなります。
3歳になって授乳が終わった後は、母親から父親へリレー形式で子育てが行われます。母親は父親の前へ子どもを連れていきます。子どもは、最初は戸惑いますが次第に父親と遊ぶようになります。父親は子どもの遊び相手やケンカの仲裁が子育ての役割です。最初は母ゴリラのもとに戻って寝たりしますが、子どもが父親を認めると、父親と暮らすようになります。5歳くらいになると母親が誰だったのか分からなくなるほどだとか。
メスゴリラは出産を経て自然に「母親」になりますが、オスゴリラはメスに子どもを託され、その子どもに父親と認められて初めて父親になります。メスや子どもに認められなければ父親になれないのです。私たち人も、子どもに親と認められる努力を怠ってはいけないのかも知れませんね。

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