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中国労働衛生協会健康経営上位法人に2年連続認定果たす

公益財団法人中国労働衛生協会

 公益財団法人中国労働衛生協会(福山市引野町5─14─2、宮田明理事長)は3月9日、経済産業省と、日本健康会議が共同で選定する「健康経営優良法人2022」の大規模法人部門で、上位500法人に当たる「ホワイト500」に2年連続で認定された。

 健康経営は従業員の健康管理を経営的視点から戦略的に実践し、企業価値向上につなげるもの。優良法人認定制度では、地域の健康課題に即した取り組みなど優れた健康経営を実践している大企業と中小企業を顕彰している。

 今回は2299の大規模法人と1万2255の中小法人が認定された。

 認定に向けて推進チームを結成し、職員一丸となって努力したという。「認定のための質問内容は年々難しくなっており、数値化しにくいものもたくさんあったが、チームの工夫で二年続けて乗り切ることができた」と宮田理事長。

 今回は主に、運動習慣の定着▽食生活の見直し▽ワークライフバランスの実現▽禁煙率の低下─について数値目標を設定し、取り組んだ。同協会には医師・看護師・保健師・管理栄養士・ヘルスケアトレーナー・健康経営アドバイザーなどがそろっており、多職種連携による活動も高く評価された。

 同協会では、地元企業の健康経営のサポートも行っている。協会内に東京商工会議所認定の「健康経営エキスパートアドバイザー」が15人おり、これは日本トップクラスとされている。

 健康経営支援は、初期費用5万5000円から。ヒアリングの上で講演や研修などを実施する。企業の規模や内容によるが、経費は総額で10万円前後。

 問 TEL084-941-8211

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