• ご朱印帳のすゝめ

笠神社

岡山県笠岡市笠岡

JR笠岡駅少し東の小高い場所に鎮座する笠神社。日本書紀にその名が見られる鴨別命が功を上げて笠臣の姓を賜り、永禄8年に勧請したと伝えられる。後にカサメと変じて、笠岡の由来となったという。

その昔、応神天皇が笠目山(応神山)を巡幸し狩りを楽しんだ際に一陣の風が吹き、被っていた笠が飛んでふもとの松の木に掛かった。この松を「笠懸の松」と呼び、そこに八幡神社が建てられたと伝えられる。松は明治期に枯れて現存しないが、一説に応神天皇と美しい娘との悲恋物語も伝えられるなど、応神天皇にゆかりの深い神社だ。

天文年間に村上天皇の子孫・村上左近大夫隆重が古城山に城を築くと、同社は代々当主の崇敬を受け、社殿の改築や祭祀が厳重に行われてきた。伏越八幡宮、宮地八幡宮、東八幡宮とも称されたが、「備中国本宮書記略」により社号の復旧を願い出て、明治4年に笠神社が正式な神社名となった。氏子約4000戸を数える笠岡の総氏神として、今なお市民の崇敬を集める。

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