• ご朱印帳のすゝめ

三原総鎮護 瀧宮神社

三原総鎮護 瀧宮神社

 三原バイパス中之町インターチェンジを降りてすぐ、県道五五号線沿いにある瀧宮神社。大きな赤い鳥居が目印だ。
大きなクスや紅葉、桜などの巨木が青々と茂った葉を豊かにたたえる境内は、静かで厳かな雰囲気。厄除けの神社として、広く親しまれている。  ご祭神は須佐之男命ほか七柱。かつて桜山の中腹にあった須佐之男命を祀った桜山神社を大宝元年(701)に山のすそに移し、出雲国の須佐神社から勧請を受けて須佐之男命の分霊を迎えた。近くに瀧があったことから瀧宮神社と改称したという。その100年後、延暦22年(803)の大洪水により流され、現在の位置になったという。
季節ごとに用意される美しい限定ご朱印でも有名で、遠方からも多くの人が訪れるという。季節の絵が描かれたものに加え、四方を守護する青龍・白虎・朱雀・玄武の四神、風神・雷神が描かれたご朱印、戦国武将が描かれたご朱印などは美しい手描きで、コレクター魂をくすぐるものばかり。参拝するたびに違う絵柄のご朱印に出合えるため、何度でも訪れたくなる。

スタンプのご朱印の初穂料は1枚500円、手描きのご朱印は1枚800円(四神など)、2枚組で1,000円など。2月の節分祭、4月の春季例大祭、6月の夏越の大祓など行事も盛ん。春季例大祭はおみこしが町内を練り歩く、三原の初夏の風物詩だ。

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