• ご朱印帳のすゝめ

高野山真言宗 馬宿山 最明寺

広島県福山市駅家町

広い境内に足を踏み入れると、どこか穏やかな気持ちになる最明寺。その起源は不明だが、寺の跡地から出土している瓦は和銅年間のものとされ、約1300年もの歴史があると考えられる。以来廃居となっていたが、北条時頼により再興。その後数回の災火に見舞われ、現在地に再建されてから250年が経つ。

現在の建物は2代目で本堂と庫裏は昭和10年頃の再建。3個の三角形を重ねて並べた、北条家の家紋である「三つ鱗」が寺紋になっており、瓦などいたるところに使われている。

山門をくぐると、四季それぞれの美しい花などで彩られた手水鉢が、訪れる人を迎えてくれる。  ひそかに人気なのが、副住職がいらっしゃる時のみ授かることができる見開きの絵入りご朱印。シュールでユーモラスな阿弥陀如来のお姿に、思わず笑顔になってしまう。初穂料は600円。

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