• ご朱印帳のすゝめ

曹洞宗 海雲山 天寧寺

広島県尾道市東土堂町

 貞治6年(1367年)室町幕府2代将軍・足利義詮によって創建された古刹。3代将軍・義満も宮島参詣帰りに宿泊するなど足利氏ゆかりの寺として繁栄した。

尾道の風景といえば一番に思い出される三重塔(海雲塔)は、唐様建築の現存最古のもので国の重要文化財。建立当時は五重塔だったが、江戸時代に破損し、三重塔に改修されている。

羅漢堂には江戸中期から明治にかけて寄進された五百羅漢像526体が収められ、その力強さに圧倒される。

本堂入って左には釈迦の直弟子で、優れた神通力の持ち主と伝えられる「賓頭盧」の像が祀られている。自分が患っている場所をなでると治るといわれることから、「なで仏」と呼ばれ親しまれている。

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