• ご朱印帳のすゝめ

珀明山 十輪院

広島県府中市鵜飼町

府中市を一望できる小高い山の中腹にある十輪院。寺伝や「水野記」などによると、栄明寺を開山した宥範の弟子・範栄が1345年に開いたと伝えられる。かつては東地寺と呼ばれていたが、江戸時代初期に栄明寺18代住職の宥智が中興、「珀明山十輪院」と改称した。

1951年に当時の住職・鎌倉円明上人が柴燈大護摩、火渡り秘法を習得して開始した、旧正月21日に開かれる「火渡り秘法」は特に有名。健康と幸福を祈願した護摩木を燃やした灰の上をはだしで渡るもので、厄除け・開運の荒行は誰でも参加できる。一年の無病息災や病気平癒を祈願しに、毎年多くの人が訪れる。今年は3月4日10時から。

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