広島県福山市新市町

素盞嗚神社

天武天皇の御代(673〜686)の創祀といわれる由緒正しい古社。江戸末期までは「祇園牛頭天王社」と呼ばれており、地元では今も「天王さん」の愛称で親しまれる。

 

毎年7月に行われる「祇園祭」は千年以上の歴史を誇る人と人との絆を強く結ぶ伝統の夏祭りで、この時ばかりは故郷を離れた氏子も駆けつける。最終日に開かれる「けんか神輿」はまさに圧巻だ。
「祇園祭」といえば京都の八坂神社が有名だが、実は備後の祇園牛頭天王社の分霊を祀っているため素盞嗚神社こそが祇園信仰発祥の地という。大きな茅の輪をくぐることで無病息災を祈る茅の輪くぐり神事も、素盞嗚神社が元祖。

江熊康夫宮司