一般社団法人 ともの

「鞆で、友と、共に」作る地産食材のリモンチーノ

一般社団法人 ともの 代表理事 村上 百合子さん

 昨年4月に発売した「鞆の浦 リモンチーノ」。福山市内海町や尾道市瀬戸田町産のレモンの皮を、高濃度のアルコールに漬け込んで香りを抽出した。栓を開けると特有の爽やかな香りがふわっと広がる。レモンの収穫期を迎え、仕込みに忙しい毎日だ。

 栄養士資格を持つ三人の女性を中心に、2017年に法人を設立した。「法人名には『鞆で、友と、共に』頑張ろうという思いを込めた。加工食品などを見ると、どうやって作られているのかが気になる性分。普段からみそや化粧品も手作りしている」

 レモンのリキュール「リモンチーノ」はイタリアでは一般的な食後酒だ。「アルコール度数は29〜30なので、炭酸で割ったり、寒い時期はお湯割りにしてもいい。ジャスミンティーや紅茶と相性が良く、アイスなどスイーツに添えるのもオススメ」

 地元の特産品を使えば、少量でもワインやリキュールを製造できる「備後リキュール特区」制度を活用し、酒造免許を取得。試行錯誤を重ねて現在のレシピにたどり着いた。「砂糖にもこだわり、味に奥行きを出せるきび砂糖をブレンドしている」

 気候と土壌の状態をしっかり把握し、水や肥料に頼らない無農薬の自然農法を実践する農家のレモンを使う。「高品質のレモンに出合えたからこそ、良い製品になった」

 200ml(2,200円)と500ml(4,070円)があり、パッケージの書は書家の相原雨雪さんが手掛けた。同法人ホームページのほか、道の駅アリストぬまくま、神石高原ティアガルテン、㈱酒肆守屋(福山市東川口町)で販売中。1月31日までは広島県の通販サイト「ひろしまモール」でも取り扱う。現在、販売店を広く募っている。