• イク男さん奮闘記

これでいいのだ イク男さん奮戦記 vol.14

びんまる イク男さん奮戦記

愛する子どもと愛するママのために育児を積極的に行う男。それがイク男!
仕事と家庭を両立できるナイスガイ!忙しさで時間をつくれないという弱気なパパ達に子育ての楽しみ方をお見せします。

ママの「あっという間に時間が経つ」という言葉に納得
湯崎広島県知事の存在も、取得を後押ししてくれました

Q 育児休業中、大変だったことは?
掃除・洗濯・朝昼晩のご飯作り・抱っこ・お風呂・オムツ替え…育休中は昼夜を問わず授乳に付き合いましたが、時間がかかったり、グズグズしながら飲むことがあったので、熟睡もできず大変でした。帰宅後2時間ほどと休みの日だけでは見えなかったママの大変さを改めて実感し、「あっという間に時間が経つ」「何もできない」という言葉に納得すると同時に、評価されにくい主婦業に尊敬と感謝の気持ちでいっぱいです。

Q 育児休業を取得して良かったことは?
バランスボールに座って抱っこすると落ち着くことを発見したり、子どもが大の字になって寝ている姿を見てほほえましく感じたりと、日々のちょっとしたできごとに成長や愛しさを感じました。育休後も引き続き家事や育児を協力して行うことでコミュニケーションも増え、家族の絆がより深まりました。


イク男さんを支援する企業を応援!

今回登場していただいたイク男さん、わかばこども園の小林さんは広島県の湯崎英彦知事に影響を受けて、育休を取得したとのこと。広島県は組織のトップが率先して育休を取得するだけあって、イク男さんを支援する企業を全面的にバックアップしています。

その一つが「いきいきパパの育休奨励金」。広島県働き方改革・女性活躍推進課にて、男性従業員が育児休業を1週間以上取得した中小企業等に、育児休業取得期間などに応じて10万円〜30万円を支給しています。例えば育児休業を取得した期間が1カ月以上で、子どもが1人目の場合は30万円が支給されます。

この他にも、広島県では全国初の「イクメン企業同盟」を結成したり、「ヒントひろしま」というホームページで広島県内企業の男性育休取組事例を紹介したりと、イク男さんを支援する企業がどんどん増えていくような取り組みをしています。

イク男さんが働きやすくなるためには、会社が仕事を効率化したり、残業を削減したりすることがどうしても必要になります。個人も企業も一緒になって働きやすい職場をつくっていけるといいですね。

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