• ご朱印帳のすゝめ

摩尼山 西國寺

摩尼山 西國寺

3月後半から4月にかけて桜が境内に咲き乱れ、尾道市内の隠れ家的なスポットとして注目を浴びる西國寺。
西國寺は天平年間(729〜749年)、行基菩薩の創建と伝えられる真言宗醍醐派の大本山。尾道に立ち寄った行脚中の行基が加茂明神の霊夢を見られ、その御告げによってこの地に開山したと言い伝えられている。
入口に立ち構える仁王門から額縁のようにカメラを構えると、「境内の桜とその先にある金堂などが映り、絵画のような写真が撮れる」と人気。毎日日没から22時までライトアップもされ、夜桜も楽しめる。
昨年、四国八十八カ所巡りを模した「摩尼山霊場」が整備され参拝者が足を運んでいる。全長1.5キロで、88の石仏へ参拝できる。さらに道中の分かれ道を進むと、「タンク岩」と呼ばれる大きな岩が佇んでいる。
中国五県にある37カ寺の霊場を巡る「中国観音霊場」になっている西國寺には、個数限定で特別版のご朱印(写真上、1,000円)もある。また元旦から2月3日まで、不動護摩の切り絵のご朱印も限定で登場する。

毎月8、18、28日14時からは、誰でも参加できる不動護摩の祈祷会を実施している。不動明王の信仰を持っている人が多く訪れ、他にも子供の縁を結ぶと言われる「子授け地蔵様」へ拝みに来る人や、仁王の健脚にあやかって足腰の健康を願う人やスポーツ選手などがお参りに訪れている。

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