• ご朱印帳のすゝめ

このみ 白雲大社

このみ 白雲大社

 笠岡市街地が見渡せる応神山の中腹に鎮座する白雲大社。西参道の石段を登り切った上にある赤い鳥居越しに町が一望でき、その美しさは「天空の鳥居」と称されるほど。鳥居からの眺望の美しさに、老若男女を問わず多くの参拝者が足を止める。
出雲ゆかりの社が多く祀られており「笠岡の出雲さん」とも呼ばれる。境内には出雲大社や美保神社、日御碕神社、神魂(かもす)神社のご分霊社があり白雲大社に参れば出雲めぐりができる貴重な神社だ。ほかにも京都の松尾大社の摂社・月読神社の分霊社や、龍神社・亀山社・御滝社の御三社など計14社の社があり、ゆっくりと散策しながら参拝できる。
一年を通じてさまざまな行事も行われている。梅花祭(2月23日)では、献茶、献花が行われ、俳句や和歌を詠んで神への感謝を捧げる。2月中旬から市内で行われる笠岡ひなめぐりにも参加。拝殿にずらりとひな人形が飾られた様子は圧巻で見ごたえ十分だ。
春は桜、ツツジ、サツキなどが咲き誇り、4月1日から5月5日までの花見詣の期間中は神燈(かむあかり)と呼ばれるライトアップも行われ幻想的な美しさを味わえる。

1か月ごとに絵柄が変わるご朱印も好評。主斎神が大国主命なのでうさぎに縁が深く、卯年以外でもかわいいうさぎがあしらわれている。見ているだけでほっと温かい気持ちになる。

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