• イク男さん奮闘記

これでいいのだ イク男さん奮戦記 vol.31

びんまる イク男さん奮戦記

愛する子どもと愛するママのために育児を積極的に行う男。それがイク男!
仕事と家庭を両立できるナイスガイ!忙しさで時間をつくれないという弱気なパパ達に子育ての楽しみ方をお見せします。

「ママと寝たい」と泣く長女が夜スムーズに寝られるように
外遊びを増やしたりといろいろ工夫をしました!

Q 育児休業中、大変だったことは?
 次女を母乳で育てていたのですが、長女が就寝時は母親じゃないとだめで、「ママと寝たい」と泣くのが大変でした。抱っこしてあやしたりしましたが結局2人だけにしてあげることができず、母親の代わりになれなかったことが情けなく感じました。外遊びを増やして、夜はスムーズに寝られるようにしたり工夫しましたが、失敗する日もあって母の偉大さを実感しました。

Q 育児休業を取得して良かったことは?
 今まで見えていなかった長女の成長が見られたことです。妹が泣いていたら教えてくれたり、自分のおもちゃを貸してくれるなど・・・長女の成長過程を3ヵ月間一日中見られたことは、育休を取らないとできなかったので良かったと思います。


育休とお金のお話

 育児休業の取得を検討するにあたって、お金の話も気になりますよね。休業中に給料はどれくらいもらえるのか、子育て世帯はお金の使用用途も多いため、より関心のある問題だと思います。
育児休業中は、会社の制度にもよりますが、例えば無給の場合では、雇用保険から育児休業給付金が支給されます。金額は育休開始180日までは給料の67%、その後子どもが1歳になるまでは(最長は2歳になるまで)、給料の50%が支給されます。
給料の半分と言われると、取得は難しいと考える方も多いかと思いますが、育休期間中は社会保険料や所得税も免除になります。それらは給料の約14%と言われています。合わせると、育休開始から180日までは給料の約80%、その後1歳になるまでは約65%まで経済的な支援があるということになります。この金額であれば、育児休業も取得しやすくなりますね。
また、社会保険料は通常事業者が半分負担しているのですが、事業者負担部分についても免除となります。現在、仕事と家庭の両立支援に取り組む事業者の方向けの国や県の助成金制度もあります。
育児に専念するためにも、お金に関する不安はできるだけ取り除いていきたいですね。

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