• ご朱印帳のすゝめ

臨済宗 天心山 神勝禅寺

臨済宗 天心山 神勝禅寺

 天心山神勝禅寺は、1965年、臨済宗建仁寺派第七代管長の益州宗進禅師に深く帰依した神原秀夫氏が、禅師を開山に招請して建立した、臨済宗建仁寺派の特例地寺院だ。
2016年には、坐禅はもちろん一椀の茶を喫し、墨跡と向き合い、命をつなぐための食を味わうなど禅の世界を五感全てで体感できる「神勝寺 禅と庭のミュージアム」としてリニューアル。己を見つめ研鑽できる場として、広く国内外に門戸を開いている。
7万坪もの広い敷地の中には修行道場「国際禅道場」や、滋賀県から移築された築350年を超えるかやぶきの茶房「含空院」、茶室・数寄屋建築研究の第一人者の中村昌生氏の手による茶室「秀路軒」、建築家の藤森照信氏が手掛けた寺務所「松堂」など、新旧の名建築がずらり。建築好きの間でも人気が高い。
著名な日本庭園の作庭家・中根金作氏の手による美しい庭園を散策したり、お茶やうどんをいただいたり、美しい浴室で疲れを癒やしたり。訪れる人それぞれが思い思いに衣食住で禅を身近に感じられる非日常空間だ。

江戸中期の禅僧で、臨済宗中興の祖と言われる白隠禅師の禅画・墨蹟などを常時展示している「荘厳堂」も見所の一つ。おなじみのだるまをはじめ、ユーモアのきいた画や賛(文章)などで禅の教えを分かりやすく伝えている。

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