㈱啓文社

啓文社オリジナルコーヒー 湊かなえさんブレンド登場 代表作「告白」モチーフに開発

地場書店の㈱啓文社(尾道市東尾道10-26、手塚淳三社長)はこのほど、著名作家らとコラボしたオリジナル商品「読書専用珈琲」の新作として、「湊かなえ『告白』ブレンド」を発売した。啓文社11店舗でパックを販売、緑町店(福山市緑町1-30)内のカフェ「BOOK MEETS COFFEE」ではコーヒーとして提供する=写真。因島出身で、コーヒーにまつわるエッセイを上梓するなどコーヒー好きとしても知られる小説家の湊さんに、同社が共同開発を依頼した。製造を担当するレ・ユニオンコーヒー㈱(同市南蔵王町、北山英司社長)に湊さんが足を運び、キリマンジャロ産のタンザニア豆をベースにすることに。ブラジルやキューバの豆をブレンドして仕上げた。文庫版が300万部を突破した代表作「告白」の重要な小道具である牛乳に合うコーヒーがコンセプトで、コクの深さと苦みが特徴。パッケージの白と赤は牛乳と血をイメージしており、小説を読んだ人ならニヤリとするはず。パックは豆と挽き(粉)があり、どちらも1296円。BOOK MEETS COFFEEではホットを480円で味わえ、ミルクも付いてくる。「作品の世界観に沿ってまずはブラックで楽しみ、半分ほど飲んだら牛乳を入れてカフェラテにしていただくのがオススメ」と中澤裕大店長。店内の各テーブルには同作の文庫本も備えており、自由に読める。読書専用珈琲の既存商品には「オリジナル」「マイルド」「ハードボイルド」の各ブレンドがあり、それぞれ角川春樹さん、阿川佐和子さん、北方謙三さんが推薦文を寄せているが、開発段階から作家が関わるのは初めて。全て、啓文社オンラインショップ(https://keibunsya.shop-pro.jp/)でも扱っている。