• イク男さん奮闘記

これでいいのだ イク男さん奮戦記 vol.19

びんまる イク男さん奮戦記

愛する子どもと愛するママのために育児を積極的に行う男。それがイク男!
仕事と家庭を両立できるナイスガイ!忙しさで時間をつくれないという弱気なパパ達に子育ての楽しみ方をお見せします。

会社に育休取得を勧められて取得
適度に手を抜きながら子育てと家事を両立しました

Q 育児休業中、大変だったことは?
特に思いつかないのですが、子どもが近所の子と遊んでいる時に溝に落ちてケガをしたときはビックリしました。夜間救急に連れて行ったのですが、特に戸惑うこともなく、スムーズにできた覚えがあります。

Q 育児休業を取得して良かったことは?
大人になって元気な状態で長期間休めることがなかったので、会社を1カ月休むということは新鮮でした。長距離運転手として働いていると家を空けることも多かったのですが、育休期間中に子どもが私に慣れてくれたことは良かったです。


子どもが生まれたら仕事はどうする?

平成30年の内閣府の調査によると、第1子出産前後に働き続けるママの割合は53・1%。それまでは4割前後で推移していたのですが、上昇しつつあります。

もっとも、第1子出産を機に離職するママの割合は46・9%と、依然として高い状況にあります。第一生命経済研究所によれば、これを人数にすると20万人。経済全体の付加価値損失にすると何と1兆1741億円だそうで、これはケニアの国家予算額に匹敵します。

家計の視点から見ると、第1子出産後も正社員として働き続けた場合と退職して復職しない場合では、生涯所得に2億円近く差が出るといわれています。働く環境もそれぞれでお金が全てではありませんが、家計の余裕は子どもの教育や家族の娯楽にもつながります。

ちなみに、第2子・第3子出産後も仕事を続けるママの割合はそれぞれ78・1%と79・1%。この結果が、ママが仕事と育児の両立に慣れてくるからなのか、第2子誕生によりパパがイクメンになってくれるからなのかは精査する必要がありますが、自身がパパの立場からすれば後者であって欲しいものです。

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