• イク男さん奮闘記

これでいいのだ イク男さん奮闘記vol.39

これでいいのだ イク男さん奮闘記

愛する子どもと愛するママのために育児を積極的に行う男。それがイク男!
仕事と家庭を両立できるナイスガイ!忙しさで時間をつくれないという弱気なパパ達に子育ての楽しみ方をお見せします。

 

 

すべての体験を「一緒に」貴重な時間を大切にしたい。
仕事から離れて、家庭のことに集中できた2週間でした。

Q 育児休業中、大変だったことは?

妻の負担軽減になればと料理にも挑戦してみましたが、全くできなかったので挫折。片付けや洗濯、子どもの寝かしつけなどに専念しました。寝かしつけでは、抱っこで寝たと思ってベッドに下ろした途端に泣き出してしまって、背中スイッチの発動によく泣かされました。

Q 育児休業を取得して良かったことは?

短い期間でしたが、仕事を離れて妻と子どものことだけに集中できました。普段は交代勤務ですが、育休中は余計なストレスを感じることなく家事と育児を一緒に楽しむことができました。コロナ禍ということもあり外出は極力せず、買い出しは近所の両親が手伝ってくれたので夫婦で育児の大変さや喜びを共有できたのも育休を取らせてもらえたからだと思います。

 


男性育休取得促進なるか

2021年6月に決定した改正育児・介護休業法が賛成多数で可決しました。これにより2022年4月1日から企業は従業員に子どもが生まれるにあたり、①男性育休を含め育児休業が取得できる旨、及びその内容の通知・説明。②取得を促すための意思確認。の2点に対応する義務が生じます。今回の法改正の趣旨は企業ごと・性別ごとの育児休業取得促進に対する温度差をなくし、男性育休を含めた育児休業の取得促進を「義務化」することです。(取得の義務ではなく促進の義務化です)

また2022年10月からは男性版育休と呼ばれる出生時育児休業制度もスタートします。主な点としては①子どもの出生後8週間以内に4週間までの育休を取得できる。②育児休業の申し出が一カ月前までから2週間前までに変更。③従来は一度しか取得できなかった育休を2回に分けることが可能になる。(①と組み合わせると4回に分割できます。)

さらに2023年4月からは従業員が1001人以上の大企業では男性の育児休業取得率を公表することが義務付けられます。

法律によって様々な育児休業の取得環境が整備されていますが、特に男性の育児休業取得率は女性と比較して依然として低い状況です。一番重要なことは一人ひとりが育休を取得しやすい環境を作ることかも知れませんね。

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