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ぬまくま夢工房が製造 沼隈ブドウ100%のジュース 今年は600本を販売へ

㈲ぬまくま夢工房

備後地域の特産品開発に取り組む㈲ぬまくま夢工房(福山市御船町1-13-5、中島基晴社長)が、今年も沼隈産ブドウ100%の「沼隈ぶどうジュース」の製造を行った=写真。9月3〜8日の6日間で、500ml入り約600本を製造した。同町内で行われた製造作業には同社社員ら五人が従事。摘みたてのブドウを一粒一粒手作業で房から外し、つぶしてから約15分間低温殺菌した上で、搾汁機にかけた。作業場内には搾りたての果汁の甘い香りが漂った。ジュースの原料は同町産の「ニューベリーA」約500キロ。中島社長によると今年は天候に恵まれ、糖度が高く色と香りのバランスが良いブドウが栽培できたという。今後約1カ月間冷凍して味を整え、10月下旬から同社や道の駅「アリストぬまくま」などで販売する予定。価格は2592円。沼隈ぶどうジュースは沼隈内海商工会が開発。このプロジェクトに関わった中島社長が2009年に同社を立ち上げ、事業を継承して製造や販売を手掛けている。贈答品として人気があるが、近年はコロナ禍に伴う巣ごもり需要の高まりから、個人客の購入割合が増えているという。「手作業で作るので、雑味がない。沼隈ぶどう本来の魅力を味わってもらえれば」と中島社長。 【問】同社☎084-922-4870

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