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霞町の御食事処 白楽 101歳の「看板娘」はますます元気 ランチのローストビーフ定食も好評

御食事処 白楽

 「御食事処 白楽」(はくらく、福山市霞町1-3-14)の“看板娘”として、配膳や片付けに活躍する白石接子さん。9月20日に101歳の誕生日を迎え、ますます元気だ=写真上。
接子さんは店主の洋司さんの母。1921(大正10)年に沼隈町で生まれ、白石久雄さんに嫁いだ。育児の傍ら習い事にも打ち込み、木目込み人形では地域指折りの指導者となって多くの生徒を教えた。
外航船で厨房を担当していた久雄さんは料理の腕を生かし、67年に白楽を開店。79年に亡くなった後は長男の洋司さんが妻の晴子さんと共に店を守り、常連に愛され続けている。
長生きの秘けつは「良い家族と周囲の人に恵まれていること。幸せを感じながら100年過ごした」と接子さん。客とも冗談を飛ばすなど会話を楽しみ「今後も店に立って、洋司さんを鍛えたい」とちゃめっ気たっぷり。

 同店の日替わりランチは、味も量も抜群なのに格安。木曜を中心に隔週で提供する新メニュー「ローストビーフ定食」が人気だ=写真中。
肉汁を逃がさず、独自の低温調理法で時間をかけて柔らかくする。誰でも食べやすいよう薄く切り、さんしょうを振ってもみじおろしを添え、和の味わいに仕上げる。小鉢にお吸い物、フルーツやコーヒーまで付いて850円。
毎週火・金曜の握り寿司セット(700円)にも、定番のネタに加えてローストビーフ握り=写真下=が入る。昼の営業時間は11─13時で日曜定休。売り切れの場合もあるので、予約が安心。

 

 

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