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沼隈の義務教育学校 想青学園新校舎が完成 児童生徒ら出席し落成式

福山市立想青学園

福山市沼隈町・内海町にあった7つの小中学校を再編して昨年4月に開校した義務教育学校の市立想青(そうせい)学園(同市沼隈町草深2058-2、岸本千香子校長)の新校舎が完成=写真上。1月12日に落成式が行われた。
児童生徒や地元関係者、校歌を作詞作曲した府中市出身のミュージシャン・森友嵐士さんら約700人が参加した。記念のテープカット=写真下=に続き、枝広直幹市長が「新しい校舎には皆さんが持つ力を伸ばし、未来を切り開く人になってほしいとの思いが込められている」とあいさつした。

岸本校長は「未来に向かって児童生徒、 教職員が一丸となって学習内容の充実を図る」と意気込みを語った。森友さんは校歌斉唱に先立ち「歌には皆さんに伝えたいこと、願いをたくさん詰め込んだ」と思いを伝えた。
同学園には小1から中3まで9学年589人が在籍。義務教育期間を通じて一貫した教育を実施する。新校舎は3階建てで、多様性を重視したデザイン。学年を超えたつながりのある空間とし、「いつでもどこでも学びの場となる」ことを目指す。地域住民と交流するスペースも設けている。
児童生徒会に当たる「想青会」の福田遼也会長(中2)は、「校舎は気持ち良くて伸び伸びと使える。小中学校の垣根を越えて目標に取り組んでいけるような学校にしたい」と声を弾ませていた。

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