• 街角ニュース

スポーツ競技者支援の「FOUP」 野球の競技力測定会 備後の6高から120人が参加

FOUP

福山のスポーツ競技者のために活動する任意団体「FOUP(フォープ)」は12月24日、近畿大付属広島高福山校(福山市佐波町)の野球部室内練習場と野球場で、高校球児を対象にした競技力の測定とメディカルチェックを行った。同校と誠之館・府中・戸手・明王台・三原の各高校の野球部員と、その指導者が参加した=写真上。

マネージャーを含む約120人の野球部員が集結。プロ野球でも使用されている「光電管」で、ホームから1塁までの走破タイムを測定した。投手の能力は球速や球の回転数を測れる機器「ラプソード」を用いてチェックした=写真中。
またスポーツの基礎となるジャンプ力は、短時間の間に何度もジャンプし、専用の機器で「バネ指数」(RSI)として計測した。  フォープは「スポーツを通してさまざまな可能性を広げる」を目的に、2021年に結成された。メンバーは誠之館高(同市木之庄町)野球部の顧問で保健体育担当の福永裕也教諭、なお整骨院(同市吉津町)代表で併設の「ナオスポーツトレーニングラボ」で野球選手の指導に注力する田中直人さん、パーソナルトレーニングジム「ONEBODY」(同市伏見町)トレーナーの谷本貴裕さんら。理学療法士も参加している。

今回のチェックの結果、柔軟性に課題のある生徒が多いことが分かった。「股関節が硬いとケガにつながりやすい」と福永教諭。「開脚などの柔軟性を高める運動に、小学生の頃から取り組む必要性を再確認した」と話している。
福永教諭の教え子で、府中高出身の読売ジャイアンツ育成選手・奈良木陸投手(24)が自主トレの合間を縫って訪れ、球児に野球への思いを語る場面もあった=写真下。
【問】なお整骨院☎084-925-6007

同じカテゴリーの記事

PAGE TOP