相方(佐賀田)城跡
みんなで戦国時代にタイムスリップ!
芦田川の土手から見える、テレビ塔が建つ通称『城山』。新市工業団地の北奥から山道をあがっていくと、相方(佐賀田)城跡に到着です!細くて急な斜面を登ると…空と雲しかない世界!眼下には府中〜神辺までの備後平野が、まるでジオラマのように見えます。子供たちは「あの道通ったことある」「親戚の家が見えたよ」と大興奮!この日は芦田町からプチ登山された方に、山の名前や地形の変化を解説してもらいました。
親戚のお家発見!
今ここですよー
相方城は標高191mの山のてっぺん、東西約1km、南北約500mに築かれました。西側と東側に曲輪が設けられていて、その間には落ちたら最後!敵の侵入を防ぐ幅30m、深さ10mの深〜い溝があります。溝横の1m幅ほどのあぜ道を、子供たちはスイスイと、大人は膝ガクガクで歩いていくと、立派な石垣群が見えてきました!相方城は、領主の有地氏(三代目)が築き、その後有地氏が毛利氏に下り、毛利氏の直轄城になった際に主郭部を総石垣に改めたそう。時代の変化とともに、当時最先端のものにリフォームしたんですね。400年以上も前の石垣を、実際に登ったり触ったりしていると、今にも戦国武者が歩いてきそう!みんなでタイムスリップした気分です。ベンチが多数設置されているので、じっくり景色を眺められますね。当時の城門は、ふもとの新市町戸手にある素盞嗚神社に移築管理されていて、こちらも必見ですよ!もしかしたら自分のご先祖様もこのお城を見ていたかもしれないな…と思うと、なんだか嬉しくなりました。
トイレ
休憩所
駐車場
INFORMATION基本情報
名称 | 相方(佐賀田)城跡 |
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住所 | 福山市新市町相方 |
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