佐波城山公園
近代水道のシンボルのある公園
2014年にオープンした明王台への坂の途中を入った小高い丘にある桜の新名所『佐波城山公園』。満開に照準を合わせての取材だと、びんまるが出来た時には手遅れになるので少し早いけどレポートしました。この公園には国の登録有形文化財『旧佐波浄水場』の3建造物を中心に、昔からある斜面の桜(約50本)と新しく植えられた桜(約30本)があり、文化財を眺めながら散策できる憩いの場にと遊歩道、芝生広場、車イス対応トイレ、ベンチ等が整備されています。LED灯が7基あり夜桜も楽しめるハズ…。
市街地一望
遊具はないけれど約3000坪(平地のみ)の園内で思いっきりかけっこやボール遊びが出来るよ!赤レンガ貼りの浄水場は1916年に上水道布設の国庫補助を取り付けるために市制施行して建設開始(このことが「水道から生まれた福山市」と言われるゆえん)、1925年に完成し1977年まで熊野貯水池から市街地へ給水、1989年に廃止となった。市内でもこの規模の近代文化遺産は貴重なので後世に残すためにも大切に保存していきたいですね。来年福山市は市制施行100周年!その礎ともなったこの公園を水道史に思いを馳せながらのんびり散策してみてはいかが。
ろ過池を縁取った笠石
トイレ
遊具
駐車場
芝生広場
INFORMATION基本情報
名称 | 佐波城山公園 |
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住所 | 広島県福山市佐波町202−7 |
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