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紙飛行機を飛ばせる施設が大人気 神石高原町・米見山にそびえ立つ 「とよまつ紙ヒコーキ・タワー」

とよまつ紙ヒコーキ・タワー

 紙飛行機を飛ばす目的で2003年に建てられた「とよまつ紙ヒコーキ・タワー」(神石高原町上豊松381)が人気を集めている。
精密鋳造メーカーの㈱キャステム(福山市御幸町中津原1808-1)社長で、折り紙ヒコーキ協会(同所)の会長を務める戸田拓夫さんが、標高661mの米見山(よなみやま)山頂に高さ26mのタワーを造った。戸田さんは紙飛行機の室内での滞空時間で29.2秒というギネス世界記録を保持している。
 タワーの高さ15mの位置には360度を見渡せる展望台があり、遠くは県北の道後山や比婆山連邦、大山(鳥取県)なども臨める。自分で折った紙飛行機を展望台から自由に投げられるタワーは、世界でここだけだとか。
うまく風に乗ると、紙飛行機がはるか遠くまで飛んでいくのが見える。中には21分8秒もの間、飛ばした人もいるという。タワーは同協会が管理しており、例年夏休みには紙飛行機のイベントを開催している。「子供から大人まで楽しめるスポット。ぜひ遊びに来てください」と同協会。
 入館料は小学生以上300円で、紙飛行機製作用のエコ用紙が5枚付く。用紙は土に戻るエコロジーペーパー「バガス紙」で、木に引っ掛かったり山の中に落ちても安心。なお、指定の紙以外を投げることはできない。
開館時間は4─9月が10─18時、3・10・11月は10─17時。月・水・金曜と、12月上旬─翌年3月中旬の冬季は休館となる。

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