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10月1日、府中市鵜飼町に開園 企業主導型「ここから保育園」 アドバンスの社員や近隣の子供が対象

ここから保育園

 介護施設などを運営する㈱アドバンス(府中市元町271-1、藤岡秀行社長)は10月1日、介護付き有料老人ホーム「府中ふれあいホームうかい」(同市鵜飼町681-1)の南隣に企業主導型保育施設「ここから保育園」を開園する。
木造平屋建てで、延べ床面積は99.49平方m。0─3歳児が対象で、定員12人。福利厚生の一環として社員の子供を預かるほか、近隣住民や提携企業の従業員の子供も受け入れる。

館内は本棚や可動式の扉で三部屋に区切ることができる。職員室や乳児室などに加え、北側の「うかい」側に柵付きのウッドデッキも設け、外で安全に遊べるよう工夫を凝らした。
同社のグループ企業である㈱トータルウィン(同社長)では児童発達支援・放課後等デイサービス事業なども手掛けており、これまでのノウハウを生かして整備した。
敷地内には他に高齢者認知症グループホーム「ここから」もあり、館内には地域交流室を設けている。コロナ禍以前には住民とまちづくりや交流について話し合っていた。
現在は感染予防のためストップしているが、保育園の開園後は状況を見ながら3世代が交流できる場を増やす方針。また3施設の外構は順次作り替え、緑を増やして遊歩道などを整備するという。
藤岡社長は「高齢者は子供たちの元気な姿を見たり、笑い声を聞いて元気になる。子供たちも高齢者からいろいろ学べるので、今後が楽しみ。市民の皆さんの憩いの場にしたい」と話している。

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