はじまりの広場
奈良〜平安時代にタイムスリップ!
府中天満屋と府中市文化センターの間にできた、新しい公園に行ってきました。この辺りは、全国に60カ所しかない国府(今でいう県を治める役所)のうちの一つ、「備後国府」があったことで知られていますよね。かつては庁舎や工房、調理場などの施設が立ち並んで、奈良〜平安時代(西暦700〜1200年ごろ)の約500年間、備後地域の政治・文化・経済の中心地として賑わったんだそう。「府中」という地名は、国府があったことに由来しているんですよ。鳥居遺跡につくられた公園は、ちょうど古代山陽道と国府へ続く道との分岐点だった重要な場所。分岐には「平城京・平安京」「太宰府」「備後国府」の位置を示す標識が立てられています。鳥居付近が、備後国府へつながる出発点だったようです。
今この道にいるね!
古代山陽道は真砂土で、側溝部分は敷石で再現され、当時も生育したハシバミやエンジュが植えられています。園内には、国府に関する案内板もあり、当時の風景のイラストがとても分りやすいです。きっとたくさんの人や馬が行き来して、賑やかな通りだったんだろうねと、みんなで話しながら、園内を歩きました。みなさんも遠い昔に思いを巡らせながら、奈良〜平安時代にタイムスリップしてみませんか?
東屋でひと休憩♪
休憩所
駐車場
芝生広場
INFORMATION基本情報
名称 | はじまりの広場 |
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住所 | 広島県府中市府川町 府中天満屋北側 |
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