広島平和記念資料館

戦争はぜったいにいけない
平和の大切さをあらためて確認

原爆の日の週末、息子が自分の意思で見学を希望した広島平和記念資料館を訪ねました。
2019年にリニューアルされた館内はとてもキレイでエントランスにはG7広島サミット開催の影響か、外国人の方で溢れかえっていました。

東館1Fから入館、エスカレーターで3階に上がると被爆前の美しい広島の街並みのパノラマ写真が広がります。
目玉であろう当時の広島中心部の街並みを模した直径5mの大型円形ジオラマ「ホワイトパノラマ」にはB29から原爆が投下され上空600メートルでさく裂、きのこ雲が現われ一瞬にして焦土と化す映像がプロジェクションマッピングで投影され、原爆の惨禍がわかりやすく伝わってきました。
実際に米軍が空撮したという被爆前後の広島市街地のインパクトある映像を息子はただ食い入るように見つめていました。「街が一瞬でこんなことになるなんて…」

進むごとに暗く厳かになる館内。本館展示室では本当にあった事とは思えない、おそろしく、むごたらしい被爆者の遺品や写真、リアルに被爆の惨状を示す「人影の石」や「三輪車」などの実物資料が並んでいます。
きのこ雲の下で何があったのか。8月6日、広島で何が起こったのかが伝わってきます。
衝動的で怖い内容でしたが、おばあちゃんと一緒に息子も目をそむけることなく真剣にしっかりと見学していました。
子どもなりにいろんな事を感じ、受け止めて考える大切な機会になったと思います。

●いつ、なぜこんなことになってしまったのか？
●絶対に繰り返してはいけないし、次世代に伝えないといけない。
●こんなことがあった広島で自分は今、生きている。
●世界では戦争を今もしている。 いろいろと家族で話しながら原爆ドームをまわって帰りました。
地球上の全ての人がおだやかに暮らせますように…。

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