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木之庄町で地産の味をどうぞ 居酒屋「井乃うえ」開店 牛すじ煮込みと刺し身が看板

大衆居酒屋 井乃うえ

「大衆居酒屋 井乃うえ」が1月21日、福山市木之庄町1-16-26の菓子店跡地にオープンした=写真上。 東京の老舗ホテルグループで長年経験を積んだ福山出身の井上泰行店主が、地産食材を使った本格派の味をリーズナブルな値段で提供してくれる。
看板商品は牛すじ煮込み(605円)=写真中の上=と、㈲岩船水産(同市沼隈町)から仕入れる瀬戸内の旬の魚介を使った刺し身盛り合わせ(1100円)=同下。激戦区の東京・新橋でも人気だったという牛すじ煮込みは国産牛を使い、神石高原町産こんにゃくと、うずらの卵を入れて食感を豊かに。コク深い新庄みそで仕上げる。

だし巻き卵(638円)やホルモン焼きうどん(748円)、自家製ハムカツ(440円)、ちりめんじゃこと広島菜のおにぎり(2個528円)もおいしい。酒は天宝一の純米や神雷の純米吟醸といった地酒に加え、獺祭など各種を用意する。
居酒屋好きの井上店主。東京や大阪で修業しながら「いつかは自分の店を」との思いを募らせ、4年前に帰郷したもののコロナ禍に見舞われた。経営支援機関の福山ビジネスサポートセンターFuku-Biz(同市霞町)に相談してコンセプトを練りつつ土地を探し、ようやく開店にこぎ着けた。

「二面がガラス張りで、開放的な雰囲気のお店になった。気軽に立ち寄ってほしい」とフクビズの池内精彦プロジェクトマネージャー。井上店主は「地域の方に喜んでいただき、木之庄を盛り上げたい」と意気込んでいる=写真下。
当面は夜(17時30分〜22時)のみの営業だが、2月下旬をめどにランチ(11時30分〜14時)も始める予定。牛すじカレーや海鮮丼などを提供する。休みは月曜と第3日曜で、駐車場は8台分。
【問】☎084-993-9224

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