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宮崎牛小売×仲卸×焼き肉 「にくよし」駅家町にオープン ホーミイダイニングの新業態店

㈱ホーミイダイニング

駅家町にオープンした「にくよし」

エブリイホーミイグループの飲食店部門・㈱ホーミイダイニング(福山市南蔵王町1-6-11、岡﨑真悟社長)は11月25日、「精肉直売所にくよし」を同市駅家町万能倉1251-1にオープンした。日本を代表するブランド牛である宮崎牛が看板商品で、精肉などの小売・業者への仲卸・焼き肉店の機能を併せ持つ野心的な新業態店。

精肉を対面で量り売り

宮崎県でもトップクラスという都城市の畜産農家から直送する「乙守(おともり)牛」をはじめ、焼き肉用や肩ロースなどのスライスをメインに対面で量り売りしてくれる。世羅町産の「みのり牛」や鶏、豚、冷凍加工品も取り扱う。

パックや加工品も充実

弁当や総菜も販売する。宮崎牛を使ったローストビーフ丼(1296円)、キャベツメンチカツ(321円)やコロッケ(183円)が人気だ。焼き肉のたれなど100種以上の調味料も並ぶ。支払いはセルフレジ方式。
仲卸は近隣の飲食店などが対象。箱買いやまとめ買いにも対応し、電話や店頭で注文を受け付ける。仲卸機能を持たせたことについて今川史生副店長は、「当社の従来店舗はBtoB型。BtoC部門の併設で安定的な販路を確保したい」と目的を説明する。

ローストビーフ弁当

来年1月中旬に併設する予定の焼き肉店は、横長のカウンターに8人分の焼き肉器を配したシンプルな構造。最近人気の「1人焼き肉」スタイルで、プレート(1000円から)で提供される宮崎牛などを自分で焼いて味わう。
昼時間帯のみ営業し、サラリーマンや買い物帰りの主婦などを取り込む。焼き肉で宮崎牛のおいしさを知ってもらうことで、小売との相乗効果を狙う。同社の飲食店としては10店舗目となる。

焼き肉店は1月中旬からの予定

ガソリンスタンドや金融機関だった建物を居抜きした店の売場面積は、焼き肉店部分を含めて約71平方メートル。一帯は商業施設や公的施設が集積しており、人口が多く交通利便性も高い。
「オープン直後は想定の倍以上の来客があり、驚いた」と今川副店長。「上質な肉を手の届きやすい価格帯で提供する。まずはこの店を成功させた上で2号店を考えたい」としている。物販の営業時間は10〜19時で年末年始が休み。駐車場あり。 【問】☎084-999-2910

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