御領古墳群・古墳の丘(西日本最大の古墳群)
古墳だらけでコフニスト!?
235基以上の古墳が見つかっている御領山の御領古墳群に行ってきました。堂々川4番砂留の所から林道へ入り少しいくと、高さ2mほどの巨石が現れました。硯箱の形をした硯岩です。周りには上部が窪んだ墨壺岩、横長の筆置岩(下御領古墳群F支群)が並び、まるで書道3点セットのよう!海と陸を見渡せる位置にあることから、交通の神様として祈願されたと言われています。
二人乗っても大丈夫♪
少し歩いて山道に入り、古墳だらけの尾根の先端近くまで行くと、御領で一番大きい横穴式石室(下御領古墳群B支群13号仮)があります。全長約11.5m、幅2.4m片袖式で、中に入ると思ったより広く、空気がひんやり。古墳時代後期(6〜7世紀)の古墳で、羨道と玄室との境目の形や大きさから有力者の墓と考えられているそう。どんな人だったのか、想像が膨らみますね!
引き返して山道を登ると、またもや巨石が出現。よく見ると何かの動物がこっちを向いているように見えませんか?正解はキツネ!耳のある三角形の顔に、太い尻尾が特徴の小狐岩です。農耕の神様として信仰されていたと言われています。山頂近くには大狐岩もありました。
近くにはかつての上御領村と下御領村との境の「村堺岩」があります。この辺りからは対面する尾根に古墳の丘が一望できます。素晴らしい眺望を見渡しながら尾根を歩き、古墳の丘(上御領下組古墳群)へ。途中で遭遇する圧倒されるほど多くの石室をのぞきながら、15分ほどかけて山を下りました。比較的傾斜が緩やかなので、ファミリーにも最適です。見渡す限りの古墳を見て触ってコーフン度Max!気分はもうコフニストだぁ!
休憩所
駐車場
INFORMATION基本情報
名称 | 御領古墳群・古墳の丘(西日本最大の古墳群) |
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住所 | 広島県福山市神辺町 |
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