• 街角ニュース

第9回福山ブランド認定品・活動を一挙紹介!

福山ブランドって何?

福山生まれの産品や技術、活動など、「福山らしさ」がたくさん詰まったものを「福山ブランド」として認定し、全国に発信していこうという制度です。3つの部門があり、

・福山で商品化やされたものや、提供しているサービスの「商品・サービス部門

・福山で生産、製造、加工された素材や開発された技術「素材・美術部門

・地域活性化や課題解決に取り組んでいる活動「登録活動部門

があります。第9回では合計6件が認定され、4件が準認定されました。このページでは選ばれた商品などをご紹介します。

商品・サービス部門認定品

入江の甘酒・瀬戸内レモン風味 入江の甘酒

第3回にも選ばれ、グレードアップした「入江の甘酒」が再び認定されました。製造方法を直火焼きに変更して更においしくなり、新しくレモン果汁を100%使用した瀬戸内れもん風味も加わりました。福山の名産、保命酒を仕込む際にできる酒粕「保命酒の花」に、コラーゲンや生姜を加えて粉末状にしたインスタント甘酒です。優しい甘さがふわりと広がる本格的な一方、お湯を注ぐだけで完成する手軽さも魅力。

 

 

山野峡ワイン

耕作放棄地を開拓して約2ヘクタールの圃場に3300本のぶどうを植樹。丹精込めて育てたぶどうを使用しています。ワイン農家として自家栽培ぶどうにこだわりを持ち、自ら納得の行くぶどう作りを追求しています。2023年5月に開催されたG7サミットでは首脳たちに、飲みやすくジューシーなブラックベリーの香りが特長の赤ワイン「富士の夢2021」と、フルーティで爽やかな香りに穏やかな酸味を感じられる白ワイン「北天の雫2021」が振る舞われ、注目されました。

 

くわいのピザ

鞆の浦の酒蔵「八田保命酒舗」の廃棄予定だった薬味を保命酒パウダーにして練り込んだ生地に、素揚げした福山さんのくわいがたっぷり乗っており、バター醤油やマヨネーズと相性抜群です。ピザ職人が一枚一枚丁寧に手作りしており、これまで福山産の食用バラを使った「バラのピザ フクヤマーナ」や広島産牡蠣や菜漬をトッピングした「ヒロシマーナ」といったピザを開発しています。冷凍ピザなので、食べたいときにオーブンで焼き上げるだけで簡単に食べれます。

 

デジタル温調はんだこて Smart Iron®PX-280

作業温度がグリップ部分にある液晶ディスプレイにこて先の温度が200〜500℃までデジタル表示される、国内メーカーとしては初の取り組みに挑戦しました。他にも使っていない時に自動で温度を下げる自動スリープ機能、プラグの抜き忘れがあっても自動で電源を落とすシャットダウン機能も搭載。コロナ禍をきっかけにDIYがブームが広まった際には一般ユーザーにもPRするためSNSを活用して使い方や提案を発信しました。

 

登録活動部門

HITOTOITO デニムスクール

デニム生地を世界の有名ブランドに供給する一大産地であるにもかかわらず「次世代の担い手不足」を解消するため、繊維関係の8社が協力してスタートした活動です。定期開催しているデニムスクールは、工場用ミシンを用いてデニムパンツの縫製技術の習得やワークショップ、産地の見学ツアーなどを実施しています。国内外から参加者を受け入れており、地域の魅力を発信する広報としての役割も果たしています。

 

REKROW

日本は年間約100万トンもの衣料品が廃棄されているそう。役目を終えたワークウェアを見直して新たな価値を生み出すプロジェクト「REKROW」では第一弾として造船会社で廃棄予定だったデニムのワークウエアを回収。国内外のデザイナーやクリエイターとコラボしてバッグやスニーカー、ソファなどに再構築しました。経年変化をしている唯一無二の風合いが魅力です。

 

準認定・準登録もご紹介

認定・登録にはあと一歩及ばなかったものの、優れているとして3部門合計4件が準認定・準登録されました。そちらもご紹介します。

無添加で常温長期保存可能な、グルテンフリー米粉パン

創業120年を超えるパン屋さん「ピーターパン」の噛めば噛むほどお米の甘さが広がるグルテンフリーの米粉パンです。また独自の包装技術で、常温でも長期保存を可能とした画期的な商品です。

 

かまど焼き芋 かまど焼き芋器

厳選した契約農家から届く長期熟成したサツマイモだけを使い、炭火の遠赤外線でじっくりと焼き上げました。福山の鉄工所などの業者と協力して作った専用かまどは壺焼きと同じクオリティーで、ねっとりと濃厚な甘さは一度食べたら忘れられないおいしさです。

 

瀬戸のもち豚 世界のソーセージセット

飼育環境にこだわり、自社農場でのびのびと育てたブランド豚・瀬戸のもち豚を使用した。ハーブが香るイタリアの「生サルシッチャ」、スパイシーなスペインの「生チョリソー」、クリーミーなフランスの「ブーダンブラン」の3種類を開発しました。添加物不使用なので安心して食べられます。

 

福山とんど祭り

1623年のお正月に福山城の築城を祝して始まり、道路事情など時代の流れによって一度は途絶えてしまいましたが、2003年に東学区で復活。毎年11月から3カ月かけて学区の住民が集まりとんどを組み立て、地域の人々が一体となって取り組んでいます。フィナーレの添加式は圧巻の迫力です。

同じカテゴリーの記事

PAGE TOP