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常石造船で3年半ぶりにばら積み貨物船の進水式

常石造船

常石造船㈱(奥村幸生社長)が建造していたばら積み貨物船がこのほど完成し、8月7日に同社常石工場で新造船が初めて水に触れる進水式が行われました。コロナ禍前の2020年1月に実施して以来3年半ぶり。地元の住民ら600人参加しました。完成したのは同社の主力ばら積み貨物船「カムサマックス」。全長229メートル、幅32.26メートル、高さ20.15メートルで、総トン数は約4万4000トン。燃料タンクを二重構造とし、軽微な座礁や衝突では燃料油が外に漏れ出さないようになっています。また省エネ装置を取り付け、環境負荷の低減を実現。船はこの後内装や各種装備の取り付け、試運転などを経て船主に引き渡されます。同社によると進水式は年に3〜4回ほど行われており、次回は年内にも予定します。

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