• イベント

11月6─10日、しぶや美術館で 「アトリエ・リベルタ」が教室展 講師・生徒による計38作品並ぶ

絵画教室アトリエ・リベルタ

 絵画教室「アトリエ・リベルタ」(福山市北吉津町3-22-30、緒賀久恵講師)は11月6─10日、しぶや美術館(同市本町8-27)本館で「教室展 リベルタ2024」を開く。時間は9時30分─17時(最終日は16時まで)で、入場無料。
11回目となる同アトリエの教室展。参加を希望した生徒に緒賀講師を加えた37人が、計38点を出品する。身近な静物や風景、人物などをモチーフにした、6号サイズを中心に最大30号までの油絵や水彩画、アクリル画、色鉛筆画、鉛筆デッサンが並ぶ。
「いつも見てる」=写真上=を描いた猪原千恵子さんは、以前飼っていた猫をアクリル画で表現した。「黄色の猫ベッドから、ちょこんと頭を出している愛猫を、時間をかけて細密に描きました」と話す。
まだスマーフォンのない時代、カメラを片手にあちこち移動しながらシャッターチャンスを狙っていた猪原さん。その姿を、猫が頭を動かしながらずっと追い掛けていた記憶から、このタイトルを付けたという。
 同アトリエの生徒は小学6年から80代までと幅広い=写真下。小・中・高生も約30人在籍しているが、今回は主婦や、余暇を生かして制作に励む社会人が出品する。「日々の生きがいとして、教室展に向けて努力した生徒さんの力作を見てもらえれば」と緒賀講師。
新しい趣味や定年退職後のライフワークとして、また集中力を養ったり脳を活性化するために絵画を始めるシニアも多いとか。緒賀講師は「デッサンを基礎とし、好きな画材で思い思いに取り組んでもらっています。ぜひ教室展に足を運んでみて」と呼び掛けている。

同じカテゴリーの記事

PAGE TOP