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沖野上町の堀病院が開設県内初の「めまいセンター」他診療科とも連携して治療 

堀病院

医療法人徹慈会 堀病院(福山市沖野上町3-4-13、宇高毅院長)は4月、めまい疾患に対する診療を充実させる目的で「めまいセンター」を開設した。めまいに特化したセンターは広島県内初で、中四国でもほとんど例がないという。センター長に就任した工田昌也さんは、広島大病院でめまい外来を担当していた。耳鼻科の医師でもめまいを専門に診ることができる人は少ない中、工田センター長は県内唯一の 「日本めまい平衡医学 会専門会員」でもある。

近年、めまいを訴えて来院する人は増えており、原因も耳鼻科由来のものに限らず、脳卒中や小脳梗塞、心疾患や鬱による場合もあるとか。  「8割の患者さんは、話を聞けば大体の原因が分かる」と工田センター長。

開設以来、広島市など遠方からの来院も相次いでおり、「めまいで困っている人を助けたい」と意気込む。工田センター長の診療日は月・木・土曜の週三回。「できれば事前に予約を」と呼び掛ける。

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