2020年12月1日号 各地の釣況 

各地の釣況・久しぶりに30年前のにぎわいが!福山市箕沖町・芦田川河口一帯に竿が並んだ!

全国各地で季節外れの暖かさ、さらに夏日を記録…翌日からは冷え込んで晩秋から初冬へ…寒暖差が激しい冬の入りだが、昼間の暖かさに誘われて海へ出掛ける人も多く、近くの各釣り場では、サビキで釣れるサヨリや、投げ釣りでハゼを狙う釣り人の姿が見られるようになっている。取材で車を走らせた。

*福山市箕沖町芦田川河口一帯

 取材は11月23日、久しぶりに箕島・芦田川の河口へ車を走らせたが、河口の堤防に着いて驚いた。そこには20数年前のような光景が展開されていた。堤防に並ぶ竿、そして釣り人の姿、ここ10年以上はほとんど釣り人の姿は見ることがなく、寂しいものであった。

 平成に入った頃はこの1km以上に伸びる堤防には30m感覚で竿が並び、数十台の車が並び、ベテランから初心者、ファミリーの歓声が聞こえ、福山を代表する釣り場であった。

 それほど釣果が期待できる釣り場ではなかったが、車が横付けで釣れることから人気があったが…40年以上取材で各地を走る記者にとっては、その当時には全く及ばないが、この釣り人の数は胸が詰まる光景であった。

 河口の一番先端には「福山クリーンセンタープラザ」があるがその前の堤防下ではルアーで竿を振る釣り人が…午後2時の満ち始めにヒット、34cmのセイゴ(スズキの子)が釣れていた。潮が悪くなかなかルアーを追わないよう。

 「佐藤重輸」前堤防では飛ばしウキでサヨリを狙っていた。20cmが2ケタ釣れるが、沖を狙うのは30cmの大型が出るからだという。当日はまだ出ていなかったが、足元では数が狙えるようになってきたよう。

 箕島港から東の堤防は投げ釣りが多く、ハゼや小型のカレイが狙い。一番釣果のいい人で16~10cmのハゼが12匹、20cmのセイゴが1匹であった。波止ではウキ釣りでサヨリを狙っており、17cmが17匹の釣果だった。

 当日は小潮で昼が干潮となり、釣れ始めたのが午後からで釣果は出ていなかったが、誰からも「釣果はいいのよ、コロナ禍で心配なく遊べるから」の言葉が。久しぶりににぎわいを見せた箕沖・芦田川河口、これからの狙いはハゼにサヨリ、そしてセイゴに夜のスズキである。

 つり仲間/浅野敏夫