福山市沼隈図書館

総勢72人の力作見て 沼隈図書館で31日まで 書展「干支を書く」

 福山市沼隈図書館(同市沼隈町常石1810)は1月31日まで、一階常設展示室で「“干支を書く”書展─牛歩の如く─ゆっくりじっくり前へ」を開催している=写真。
同町で書道教室を主宰する中川明子さんが、毎年生徒たちの作品を展示しているもので、今年で10回目。幼児から大人まで総勢72人による力作134点が並び、新春にふさわしく見応えのある作品展となっている。
生徒たちは「牛」という文字が入った熟語や漢詩の中から好きなものを選び、意味を調べた上で取り組んだという。子供たちは長半紙の書き初めのほか、思い思いに絵や字を書いたカレンダーも展示。「勉強」「健康」「努力」などの文字に混じって、「コロナがおさまってほしい」「コロナに負けるな」なども散見された。
「昨年は子供たちもコロナに翻弄された一年だった。書展への出品も控えた分、この作品展にじっくり取り組むことができた」と中川さん。「制作することが、自らを見つめ直すきっかけにもなったのでは」と前向きに捉える。
入り口に掲げられた額には「騎牛帰家」としたためられている。中川さんによると、牛に乗って戦に出かけた兵士が、平和になって帰ってくるという意味。「穏やかな一年になることを祈っています。ぜひ生徒さんの力作を見に来てください」