福山ホースクラブ

障がい者の馬術大会 中国地方の40人が技競う

障がいのある人のためのホースセラピーなどを手掛ける乗馬クラブ「福山ホースクラブ」(福山市神辺町西中条1277-1、高橋のりこ代表)で10月31日・11月1日、「第一回中国地区障がい者馬術大会」が開かれた。主催は特定NPO法人「西日本障がい者のための乗馬」(同理事長)で、日本中央競馬会などが後援。同クラブの関連法人が手掛ける放課後等デイサービス「まきば」の利用者に加え、岡山や島根から小学1年〜18歳の約40人が集まった。知的・身体・発達などの障がいを持つ参加者は同クラブ所属の元競走馬などに乗り、一周120mの長方形の馬場に登場。状態に応じてスタッフのサポートも受けながら、駆け足のほか決められた位置で静止したり、円を描いたりと規定のアクションをこなしつつ、タイムを競った。

同クラブと協力してホースセラピーなどに関する研究を行う東京農業大の川嶋舟准教授は「(参加者は)発表の舞台があることで目標を持ち、達成感を得ることができる。それが将来の自立につながる」と意義を説明する。乗馬によって生活に必要な身体機能が向上するほか、馬と触れ合うことで精神的なリラックス効果も期待できるという。