映画「とんび」

映画「とんび」公開記念阿部寛さん・北村匠海さんエーガル8で舞台あいさつ

 広島県東部を舞台にした映画「とんび」の公開を記念し、主演の阿部寛さん・北村匠海さん・瀬々敬久監督の三人が4月23日、映画館「エーガル8シネマズ(同市神辺町新道上、フジグラン神辺三階)で舞台あいさつを行った。

 岡山県津山市出身の直木賞作家・重松清さんのベストセラー小説を初めて映画化した。

 2020年11─12月、笠岡市や浅口市など岡山県内の八自治体でロケが行われた。物語の舞台は、瀬戸内海に面した架空のまち「広島県備後市」。息子・アキラ(北村さん)のために、運送会社で懸命に働くヤス(阿部さん)だったが、ようやく手にした幸せは妻の事故死によってもろくも打ち砕かれてしまう─。

 舞台あいさつで阿部さんは備後弁について「『じゃけえ』しか覚えていない」と会場を笑わせ、「無頼だが、人間味や優しさを感じる方言」と話した。北村さんは「(制作中は)ずっと備後弁ではなく、東京の空気に染まる期間もあったので、言葉の使い分けに苦労した」と振り返った。

 瀬々監督は「映画に登場するオート三輪は福山自動車時計博物館(福山市北吉津町)でお借りした」と明かし、「人と人のつながりや助け合いを描いた作品。皆さんに共感してもらえれば」とPRしていた。

 「とんび」は6月上旬まで、同館や福山駅前シネマモード(福山市伏見町4-33)で上映予定。

 問 エーガル8シネマズTEL084-960-0084▽シネマモードTEL084-923-6800