㈱阿藻珍味

鯛の飾り物も登場 ㈱阿藻珍味 鞆の浦吊るし飾り「招福 傘ゑびす」 今年で10回目、5月22日まで展示中

 ㈱阿藻珍味(粟村元則社長)は5月22日まで、本社ロビー「鯛匠の郷(たいしょうのさと)ホール」で「第10回鞆の浦吊るし飾り『招福 傘ゑびす』」の展示を行っている。色とりどりの吊るし飾りは、直径約1.9mの大きい傘が1つ、同1mの中サイズが3つ、同20cmの小サイズが約50個で構成されている。
毎春、「鞆・町並ひな祭」に合わせて開催される恒例イベント。同社を退職した70〜90代の女性らが手作りした。吊るし飾りの風習は古くから日本各地にあり、長寿や家内安全、五穀豊穣、商売繁盛などさまざまな願いを込めた縁起物として継承されている。「鞆の浦を盛り上げようと続けているイベントです。入場無料なので、お気軽にどうぞ」と同社。
3月24日からは、5月の風物詩「鞆の浦 観光鯛網」にちなんで、一部を鯛の飾り物に入れ替える。福山デニムを使った鯛飾りも登場する。同社は「お気に入りの飾り物を見つけて、楽しんで」と呼び掛けている。