ぬまくま夢工房

市立福山中3年生が企画 福山城天守の鉄板模したせんべい販売 築城400年に協賛、売上の一部寄付へ

 福山城築城時に天守北側に張られていた鉄板をモチーフにした「福山城北側 鉄板張りせんべい」=写真上=が商品化され、福山市内各所で販売されている。企画した同市立福山中3年の中島美晴さん=写真下=は「商品を通じて市内外の人に築城400年を知ってもらい、福山に来てほしい」と話す。
中島さんは2年生の総合学習の授業で、福山城をテーマに発表を行った。「(築城400年の)2022年に向け、自分がどう関われるかを考えていた」。そんな中の4月、市民が築城時の鉄板を市に寄付したと報道で知った。
「天守に鉄板が張られていたのは福山城だけなのに、それを知らない人が多い」と、鉄板をモチーフにしたせんべいを思い立った。「鉄板から固いせんべいを連想した」という。
中島さんの父は、備後地域の特産品開発に取り組む㈲ぬまくま夢工房(御船町)の中島基晴社長。中島さんは同社の取引先であるせんべい店「ねぼけ堂」(多治米町)と相談しながら商品化を進めた。
 鉄板の黒色を再現するのに苦労したが、マルコ水産㈲(内海町)が生産する「田島海苔(のり)」を乗せることで解決した。せんべいは縦20cm、横10cm。厚さは3mmで、これは本物の鉄板と同じとか。
ねぼけ堂やぬまくま夢工房、道の駅アリストぬまくま(沼隈町)、ともてつバスセンター(鞆町)などで販売している。税込みで1セット(せんべい2枚・のり2枚)は780円。「400年記念にちなみ、400セットの販売を目指します」と中島さん。売上の一部は市に寄付する。