笠岡第一病院

笠岡第一病院 最新鋭MRIで乳がん検診 痛みなく高精度、着衣でOK

 総合病院の笠岡第一病院(笠岡市横島1945)は6月、同院1階に最新鋭のMRI(磁気共鳴画像)装置を備えた検査室を設けた。痛みがなく精度の高い乳がん検診などに使う。室内の照明など、患者がリラックスできる工夫も凝らしている。導入費用は約1億5000万円。MRI装置は、医療関連機器などの㈱フィリップス・ジャパン(広島市)の製品。デジタル信号とアナログ信号を併用する従来の物と異なり、デジタル信号のみで画像を撮影するため精度が高く、素早く完了するという。患者が入る中央の空洞部分は直径70cmで、体の大きい人も使いやすい。全身のがん検査や特定部位の撮影など対象は幅広い。同院は特に乳がん検診に注力する方針。マンモグラフィーによる検査は乳房を圧迫するため痛みを伴うことがあり、衣服も脱がなくてはならないが、MRIならTシャツなどを着たまま撮影でき、痛みもない。広島・岡山県でMRI乳がん検診を実施できる施設は、同院を除いて各県に1カ所のみという。検診は7月から開始する予定で、費用は保険外の自由診療の場合で1万6500円。一定の条件下で保険も適用される。運営する医療法人社団清和会の宮島厚介理事長は「乳がんのマンモ検査に抵抗を感じる人は多い。負荷のない検査を通じて、地域住民や職員の健康を守りたい」と話している。【問】同院☎0865-67-0211