独立行政法人国立病院機構福山医療センター

福山医療センター 「血管外科」外来診療スタート 川大病院の赤木講師が担当

独立行政法人国立病院機構福山医療センター(福山市沖野上町4-14-17、稲垣優院長)=写真上=はこのほど、「血管外科」の外来診療を開始した。第4金曜の13時30分〜15時30分。欧米では血管外科が一診療科として独立しているケースが主流とされており、日本でも首都圏には血管外科のある医療機関が多い。しかし西日本には血管外科独自で診療している医療機関が少なく、心臓血管外科で治療や手術を行う場合が多いという。血管外科の対象となるのは、頭の中(頭蓋内)以外の全身の血管(動脈・静脈)や、リンパ管の疾患。主に、頸動脈狭窄▽大動脈瘤▽足の動脈閉塞▽内臓動脈瘤▽下肢静脈瘤▽深部静脈血栓症─などの診療に当たる。担当するのは川崎医科大附属病院(倉敷市)心臓血管外科の赤木大輔講師=写真下。東京大医学部を卒業後、同大医学部附属病院や東京都健康長寿医療センターなどで血管外科の専門医として勤務した。今春から川大附属病院に勤めており、福山医療センターでは非常勤医師として月1回診療する。ここ数年、動脈硬化が原因の下肢動脈閉塞の患者が増加傾向にあるという。赤木医師は「歩行に困難を来していたある患者さんは、局所麻酔によるカテーテル治療で症状が無くなった」と説明する。足に壊死が起こったり、傷がなかなか治らない場合は、切断を避ける目的で確実な血行再建法である下腿や足先までのバイパス手術を行う。当面は月1回の診療で、手術が必要な場合は川大附属病院で行う。将来的には診療日を月2回に増やす方針。【問】☎084-922-0001