備陽史探訪の会

備陽史探訪の会・田口会長 備後の古城を著書で解説 旧沼隈・深津郡の51カ所

歴史愛好家団体「備陽史探訪の会」の会長で歴史家の田口義之さんがこのほど、新たな著書「新備後古城記 ふるさとの古城を訪ねて」を発刊した=写真。田口さんが2003年から約10年間、福山の地元紙「大陽新聞」(2014年で休刊)に連載した計53四回の原稿の中から、福山市と尾道の一部に当たる旧備後国沼隈郡と深津郡に残る城館遺跡51カ所を紹介している。出版に当たっては最新の情報を加えるなど加筆修正した。山城を中心に来歴や特徴、ゆかりの人物を紹介。現地へのアクセスも記している。星印で遺構の残存具合も示した。田口さんは「福山城築城以前の福山の歴史を知る上で、中世の城館遺跡は必要不可欠な貴重な遺跡」と話す。「連載が中途で終了したことから、何とか記録に残したいと考えていた」と話す。A5版134ページで500部を印刷。図書館などの公共機関に無料で配布した。一般向けには福山市内の啓文社で、税別1000円で販売している。【問】福山文庫☎084-953-6157